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観劇こそ我が人生

~観劇備忘録~

「TRUMP2015-MARBLE.Ver-」観劇【感想】

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「TRUMP2015-TRUTH.Ver-」観劇【感想】 - 観劇こそ我が人生

「TRUMP2015-REVERSE.Ver-」観劇【感想】 - 観劇こそ我が人生

当初はMARBLE公演を観に行く予定がなかった私。
初日が開いてTRUTHとREVERSEを観てからMARBLEの配役が出た直後、気付いたら私の手元にはチケットがありました。

MARBLE公演の配役

ソフィ・アンダーソン     高杉真宙
ウル・デリコ     早乙女友貴
ティーチャークラウス     武田航平
アレン・ストラウフ     陳内将
ラファエロ・デリコ     田村良太
アンジェリコ・フラ     山本匠馬
臥萬里     大塚宣幸
ピエトロ・ロンド     平田裕一郎
ジョルジュ     久保田創
モロー     森下亮
ティーチャーグスタフ     岡田達也
ティーチャーミケランジェロ     吉田メタル
ダリ・デリコ     末満健一
アンサンブル     植田順平/日南田顕久/傳川光留

 感想

カールした髪をひとつに縛っていた早乙女ウルの髪型が、ポンパドールヘアーに変わっていてまずとっっっても可愛かったのと、早乙女ウルが高杉ソフィの肩に顎を乗せたり髪をわしゃわしゃ撫でていたりと前半パートで早乙女ウルがずーーっと高杉ソフィにべったりしていたMARBLE公演。
数日観ない間に一体何があったの?!ありがとう!(本音)
あと必死に高杉ソフィの股間辺りを気にしてた早乙女ウルあれはなんだったのだろうか。チャックチェック???

髪型の話で言えば、Rでは地毛だった山本アンジェリコがTの田村アンジェリコのおかっぱ鬘を被っていたし、メタルミケさんにも髪の毛が生えてるし、陳内アレンがふわっふわのアレンからキリッとしたアレンに変わっているしで私の脳内が大変なことに。
とりあえずMARBLEのチケットを取って正解だったのは間違いない。

陳内アレンがD2版TRUMPの時に登場した噂の俺様アレンだったのだけれど、口調も違うし白痴でもなく確固たる意志で生きているアレンだったので、余計にクラウスが可哀想に見えた。
口調が普通でただのイケメンアレンと化したM陳内アレン(ややこしい)

ピエトロ「アレン何処さ行くと?!」
アレン「…星を捕まえに(イケメンボイス)」
ピエトロ「えっ……かっこいい…(トゥンク)」

普通にピエトロが俺様アレンにトキめいていて笑った。
アレンのリボンと洋服の裾直してあげて「(≧∇≦)b<ok!」する平間ピエトロも可愛かった。アレンのこと大好きかよ。

とにかくM陳内アレンは、はっきりとした意志の元に動いている感じだった。
「今を生きる」という意志を凄く感じるアレン。
それなのに武田クラウスにあんなに真っ直ぐに言葉を突き立てるものだから、もうクラウスが可哀想で可哀想で。
「ちゃ んと我儘言えるじゃないか」って台詞がまるで今までクラウスを試していたかのように聞こえて、アレンはもしかしてクラウスに本当に自分に正直に生き て欲しかったのかな?って白痴なアレンの時とは違って感じたのだけれど、爪痕だけ残して自分だけ死んでいくだなんてそれはそれで酷すぎる。

私、DステのRはDVDでしか見ていないので陳内アレンを全く覚えていなかったのだけれど、俺様というよりは他人は関係ない、自分は自分みたいなアレンで、逆に精神年齢が下がった武田クラウスがずっとそんなアレンに着いてきている、みたいな感じに見えた。
R陳内アレンとは別のアプローチで挑戦しに来ていたM陳内アレン。私の中でのアレン像がまた頭の中でぐるぐるしていたお陰で流石に今回は泣けなかった(頭の中がごちゃごちゃでそれどころじゃなかった)
早乙女ウルも若干高杉ウルの影響を受けてか、前回観た時よりも色々と演技を変えてきていて、正に迫真だった。


余談だが、メタルさんが男を片手で抱き上げてから姫抱っこするシーンがあるのだけれど、どう考えても格好良すぎました。
そんなメタルミケ先生は目潰しされて見えない山本アンジェリコに「チャンス!」ってキスを迫るのだが、もちろんお約束で避けられてるわけで。
しかしその後、山本アンジェリコがメタルミケ先生を侮辱しつつも最後に山本アンジェリコの方からガチキスをしてきて「ツンデレ?!ツンデレなの?!」と言いつつもメタルさんが超絶テンパっていたのがとても可愛かったです。
あと何が一番面白かったって、キスした後にテンパるメタルさんをほっといて、さも何事もなかったかのように台詞を言って話を戻す山本アンジェリコが一番面白かった。
しょーまくんは出来る子だった。

 

役者同士の化学反応で芝居の空気が変化する上に、配役が変わると観ているこちら側の見方も変わってくるのが演劇の面白いところで。
しかも観る度に色んな考えが浮かんできて、素直に目の前のキャラクターに感情移入して、笑って、泣いて。
コミカルな要素もがありつつもゴシックホラーな世界観の絶妙なバランスで何回でも観たくなってしまうこの作品は、作品のファンが多いのも納得するレベルで面白いなと思うし、役者自身もレベルアップ出来る作品だと思っているので素直に好きだなあと言える作品だなと今回の再演を観て改めて思いました。

ハッピーエンドではなく、誰も幸せにならない永遠に続くバッドエンド。
相手を想い、想われて。追い掛けて。でも届かなくて。苦しくて。
永く生きていたい。永遠に生きていたくない。命には必ず限りがあるもの。
それぞれの気持ちがギムナジウムという小さな箱庭の中で渦巻いて、燃え上がり、静かにその中で終っていく。
そんな、愛しくも切なくて悲しい物語。

いつまで再演してくれるかは末満さん次第だけれど、観る機会がある限り何回でも見届けたい。

kngekigurashi.hatenablog.com

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「TRUMP」
日程:2015年11月19日(木)~11月29日(日)
会場:Zeppブルーシアター六本木

【出演】
高杉真宙/早乙女友貴/平田裕一郎/山本匠馬/田村良太/大塚宣幸/久保田創/森下亮/植田順平/日南田顕久/傳川光留/吉田メタル(劇団☆新感線)/岡田達也(演劇集団キャラメルボックス)/末満健一/武田航平/陳内将
【作・演出】 末満健一
【音楽】 和田俊輔
【美術】 田中敏恵
【照明】 加藤直子
【音響】 早川毅
【衣装】 早川和美
【ヘアメイク】 国府田圭
【舞台監督】 鈴木政憲
【宣伝美術】 東學
【宣伝写真】 福山楡青
【企画・製作】 NAPPOS UNITED

 

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