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観劇こそ我が人生

~観劇備忘録~

「椿説 おくのほそ道」観劇【感想】

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前回の「不良総選挙」に引き続き、二回目ましての劇団BRATS。
お目当てはもちろん早乙女友貴氏。
 
「俳諧師で有名な松尾芭蕉。その実の正体は伊賀の忍者だったかもしれない?」
という憶説を題材に書かれた爽快アクション忍者活劇だそうで。
 
前回の公演を観た時にも思ったけど、中途半端なギャグシーンのせいで終わりのツメが甘い。
シーン移りのテンポが悪く、アクションゴリ押しな感じは否めなかったです。
劇団が客にどういうリアクションを求めているのかこちらの知る由もありませんが、そういった中身のないお話は目で見て楽しむもん。と割り切ったもの勝ちだなと常々思うので、今回もそんな感じで観ていました。
 
 

簡単なあらすじ

場所は吉原遊郭。
その一室で好き勝手に暴れていたのは暗愚で酒色に溺れていることで有名な仙台藩第3代藩主の伊達綱宗。(しかもDV癖持ち)
綱宗は高尾太夫という遊女をいたく気に入っているらしく、今日も今日とて高尾に付きまとっていた。
そして嫌がる高尾を綱宗が無理矢理囲おうとしたそこへ、松尾芭蕉と河合曾良と名乗る二人が乗り込んで綱宗の部下達を成敗する。
 
そんなことがあってからの後日、自宅で酒盛りをしていると先の件で助けた高尾太夫達が芭蕉を訪ねてやってくる。
なんでも綱宗からついに身請けを申し込まれてしまったらしい。
他の遊女達のために大人しく身請けを受け入れる決意をした高尾だったが、綱宗は嫉妬深く、高尾の恋人である十三郎という男の命が綱宗狙われているのだとか。
どうか恋人だけでも護って欲しいと高尾に懇願された芭蕉は、ひとまず十三郎に会いに行くことにした。
 
一方その頃、伊達家に仕えている黒脛巾組の生き残り柳原戸兵衛は十三郎抹殺の命を言い渡されていた。
「成功した暁には黒脛巾組の復興を約束してやろう」と言われた戸兵衛はかつての仲間に「自分達の仲間を殺したやつ男に復讐をしたくはないか?」と声をかける。
十三郎達を護るために松尾芭蕉は絶対に自分達の前に現れる。
そしてその芭蕉こそが、かつて自分達の仲間の命を奪った伊賀の忍者なのだと柳原戸兵衛は語る…。
 
 
***
 
脚本は良くも悪くもという感じでした。
早乙女友貴くんと熊倉功さんと岩崎祐也くんのキャラクター設定がとても好みだった。
曾良の武器が鉄扇なのもとても厨二心に火が付きましたね。
そういう意味ではありがとう御笠ノさん。東京喰種の構成良かったです(どさくさ)
そしてよくよく考えたら、BRATSのお芝居って大概なんというか厨二こじらせている気がする。
 
でも本当に曾良のビジュアルといいキャラクターといい友貴くんの曾良が大変よろしかったです。
衣装替えが2回ほどあり、白の着流しと黒の着流しを堪能。御馳走様でした。
しかしまぁ、着流しが似合う大きな背中になりましたなあ(しみじみ)
初めて彼を拝見したのは2012年の「里見八犬伝」だったのだけれど、成長期ってのは恐ろしいですね…。
そういう意味では今までに見たことない友貴くんだった気がします。
主に下の方のネタとか。下の方のネタとか。下の方のネタとか。
 
あとは前回同様、劇団BRATSは祐也くんをすごく可愛く使ってくれるなと。
本人はそれをどう思っているか知りませんが、ああいうおバカで情に訴えてくる役は本当に似合うと思います。
 
そしてなんと言っても女性陣がみんなかわいい。頭が小さい。身体細い。
人見早苗さんは別のお芝居でも拝見しているが、魅力的な良い足腰をしておられた。
演技で言えば和田麻奈さんの貞は声も相まって良かっとてもです。
ショートボブカットの女の子って、いいよね…(ただの好み)
 
勝手にMVPは加藤学さん。
前説で無茶振りされた時の盛り上げ方が上手かったり、ふさ(犬)との鬼ごっこ中にアクシデントで階段から滑って落ちかけ時に、そのアクシデントを含めて会場を自分のペースに巻き込んでいたのは関心した。
きっと頭の回転が早い人なのだろう。
 
前説といえば、柳原戸兵衛役の熊倉さんは劇中一切笑わないキャラだからか前説でとびきりの笑顔を見せていてとびきりに可愛らしかった。そこから戸兵衛に変わるギャップは見どころ。
 
羽村さんは相変わらず悪役が果てしなく似合うなと思いつつ、休日のお父さんスタイルでお父さんする普通の役もいつか観てみたいものです。
そういえば文敲から伊達綱宗の身長が155cmだったって資料があるみたい。
大柄な羽村さんとは大違いだ。
 
立ち回り的には、最初に吉原で曾良が扇子を使って戦うシーンでの朱雀の時にもやっていた最後に後ろ手で扇子を投げてキャッチする扇子技がかっこよかったです。
前楽で刀の刃の部分が取れて吹っ飛んでしまったのだが、咄嗟に鞘で応戦していた。流石は板の上の子。
「私は鉄扇ですから、私以外はみな野暮ですよ」って冷めた台詞も好きです。というか全体的に曾良が好みでした。とても。
そんな感じで早乙女要素的には大満足の公演でした。
 
まさか馬鹿吉が話のキーマンになるとは思いませんでしたが、とりあえずキノコを見つけたら愛でるようにしたいくらいには愛すべきキャラクターでした馬鹿田馬鹿吉。
 
悪役してる創さんは太一くんが居ないからヒエラルキー的に高い位置に居て新鮮でした。
太一くんが居ると毎度ボッコボコにされちゃいますしね。あと喉お大事に。
 
まぁ、何はともあれそんな感じの
 
あっぱらぱーのぴー!
 
な2015年の観劇納めで御座いました。
 
閉幕。
 
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